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脇道にそれない日本の若者

 

日本では18歳で高校を卒業し、現役で大学に入学し、一度も留年したりせず4年で卒業し、22歳で就職することが最も良いキャリアプランだと思われている。

昨今では大学受験生の現役志向もあり浪人生の数は減少している。
ある現役専門の大手予備校では浪人をすると実質的に勤続年数が減り、生涯年収が減るから損をすると教えているそうだ。

しかし、本当にこのように出来るだけ早く就職するという人生設計が若者にとって良いことなのだろうか?

欧州ではギャップイヤーと言って高校卒業後、半年程度自分の好きなことが出来る自由な時期がある。
その間に若者はボランティア活動をしたり、海外旅行をしたり、様々な経験を積めるのである。

また、シンガポールでは徴兵制があり若者は2年間徴兵される義務がある。貴重な2年という時間を奪われて悔しくないのかと先日シンガポールの友人に聞いたところ、特に気にしていない様子であった。
また彼は海外旅行に行っても出来るだけ多くの場所を観光しようとせかせかせず、のんびりと過ごしていた。

日本の若者は全体的に生き急ぎすぎではないだろうか?

敷かれたレールを周りよりも速く走ることにばかり夢中になっているように見える。

そうではなく、それぞれが自分のレールを敷き、思い思いのことをすることで様々な経験が積めるし、それによって周囲から“人生が遅れている”ように見えても気にする必要は無いのである。