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佐藤新一のブログ | 見た目は青年、頭脳は子ども、心は少年。現役慶大生のブログ

ちきりんさんと難民支援協会(JAR)さんの合同イベントに行ってきました

今日はカリスマブロガーちきりんと難民支援協会(JAR)が合同で主催している難民支援のイベントに行ってきました

正直難民問題なんて今まで意識したことが無かったのですが、とても面白かったので参加してみて考えたことを書いてみます。

 



<日本における難民問題の現状>

まず、事実として2015年度の日本の難民認定数は27人であるということ。欧米の先進国が何万人単位で受け入れているのに、2桁というのはあまりにも少なすぎです。

さらに、実際に難民の方が申請をするとなると、結果が出るまでに2〜3年もかかってしまうらしいです。その認定率もたった0.6%に過ぎません。

 

また、難民の方が日本に来てから実際に生きていくには衣食住の確保が必要です。しかし、日本に来た難民の方のためのシェルターが圧倒的に不足しています。JARとしても職員数が20人ほどしかいないみたいで事務所に来た難民の方全てを完全にサポートすることは出来ていない状況らしいです。

寝袋と食料を渡すことしか出来ない場合もあるらしく、これからの季節、ホームレスの状態に陥ってしまい、凍死の危険性にさらされることもあるみたいです。

 

そのような厳しい現状がある中で、自分を含めてその事実を知る機会が今あまりにも少ないです。そのような現状を知る人が少ないために、世論が盛り上がらず、政治や行政面での支援につながっていないという現状みたいです。

 

 

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<現状を知る人を増やすためには>

 

そのような現状を知る機会の1つとして有効なのが、今回のようなイベントの開催に加えて、学校や企業などでの講演活動です。

実際、学校や企業からの講演依頼はたくさん来ているらしいです。しかし、講演するための人員が足りていないとのこと。これはとてももったいないことだと思います。難民について知りたい需要があるのに、その供給が追いついていないということです。

 

それを解決する1つ目の手段としては、講演活動以外のコンテンツの拡充です。HPや各種メディアでの記事執筆に加えて、質疑応答の際学生の方が言っていたが、画像や動画などで難民の現状を伝えるものネットメディアのようなものがあれば効果的だと思いました。スマホで情報を見る今の時代、ネットの文字情報よりもSNSのフィードに流れてくるような動画コンテンツだと目に止まりやすいからです。

 

また、ちきりんが言っていたが、難民スピーカーというような認証資格をJALが付与して、その人たちに代わりに話してもらうというのはとても良いアイディアだと思った。その担い手をプレゼンスキルを持っている一般のボランティアに担って貰えばいいし、その人自身のスキルの向上にも役に立つ。

 

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<プロボノという制度>

 

このように個々人の専門分野でのスキルを活かして社会貢献活動をするという考え方を「プロボノ」と言うらしいです。これは、米国の弁護士業界から生まれた考え方で、ただお金を寄付するという画一的な方法を皆が取るのでは無く、それぞれの専門分野での知識やスキルを活かした社会貢献活動をするというものです。実際、難民支援の分野では、ゴールドマン・サックスの法務部門が難民申請書類作成の手伝いという貢献活動を行っているみたいです。

ちきりんも言っていたが、例えば、被災地支援において高度なITスキルを持っている人が貢献活動をする際に、被災地の掃除に駆り出されるのは非効率です。その人が避難場所ごとの支援物資の量が分かるプログラミングを組むといったことをやった方が幾分も被災地の復興のための役に立つということです。

 

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<スキルと需要を結びつけるのが大事>

 

つまり、社会貢献活動においても支援者のスキルの見える化を行うことがより効率的に社会問題を解決することに繋がるのかなって思います。

さらにそのスキルを持つ人と、そのスキルを必要としている社会問題を結びつけるような仕組みが構築出来ればもっとスマートに社会問題って解決できると思いました。